本を自分で読みにいけ
4月からは新しい学年を迎えるわけですが、これまでよりもさらに広い視野を持ち、
考えを深めるためにも、どんどん読書をしてほしいと思います。
本を探す際には、自分の興味あることから探す以外に、さまざまな探し方があります。
●テレビ・映画の原作を読んでみよう!
最も親しみやすいのはテレビドラマの原作本でしょう。
感動を受けた作品を振り返る、または今流行のドラマを先取りするなど楽しみ方は
いろいろです。
*龍馬伝〈1〉/福田靖(日本放送協会出版)¥1,470
NHK大河ドラマで放送中の「龍馬伝」の完全小説版。「救命病棟24時」「HERO」などのヒット作を書いた脚本家の福田靖氏が独自の視点で、幕末のヒーロー、坂本龍馬を描いています。歴史を楽しく学びたい人に。
*ハリー・ポッターと賢者の石(携帯版)/J・K・ローリング(著)、 松岡 佑子(翻訳) (静山社)¥998
世界的ヒットを記録しているファンタジー小説。読者を飽きさせないストーリー展開が最大の魅力。読書入門にはぴったりの一冊です。気軽に読んでみたい人に、この携帯版がオススメです。
●センターに素材文として出題された本を読んでみよう!
センターの過去問演習はやるけれど、出題された本まで読んでみる人はそういないでしょう。
過去問に一度チャレンジして、その後、出題元の本を読んでみるとよいでしょう。
著者の言いたいことは何か考えながら読むと読解力がつきます。
*楽隊のうさぎ(新潮文庫)/中沢けい(新潮社)¥540
2010年センター国語本試験で出題。引っ込み思案で「心を灰色に塗る」ことで自分の心を守ってきた主人公の中学生、克久が、入学後ブラスバンドに入り、音楽に夢中になっていくストーリー。読みやすい文章です。
*彼岸過迄(新潮文庫)/夏目漱石(新潮社)¥460
2008年センター国語本試験で出題。偉大な小説家として知られる漱石ですが、現代社会での自己の確立について悩む「思想家」でもありました。漱石の苦闘は、主人公の姿に反映しています。作品の主題を読みとってみましょう。
さまざまな情報が飛び交うなか、読書に集中すること、習慣づけることはなかなか難しいとは思いますが、本を読むことであなたの世界が広がります。
「学校で読まされる」のではなく、自分で「読みにいく」姿勢を身につけてほしいと
思います。頑張ってください。
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